北陸新幹線「なるほど!」

乗務員~JR東・西 長野で交代

 北陸新幹線「かがやき」と「はくたか」は1編成12両(定員934人)に運転士1人と車掌2人が乗務員として乗り込む。

 北陸新幹線の営業区間は、東京―上越妙高間がJR東日本、上越妙高―金沢間がJR西日本の管轄だ。「かがやき」と「はくたか」の大半の列車は、両社の区間をまたいで運行する。

訓練運転に参加する運転士(2014年12月、金沢駅で)

 両社の乗務員は、上越妙高よりも2駅東京寄りの長野で交代する。上越妙高は「かがやき」の通過駅になっているため、「かがやき」「はくたか」の全列車が停車し、両社が乗務員を効率的に運用できるように長野を交代駅と定めた。長野駅構内には、乗務員の待機室なども設けられている。

 乗務員が途中で交代する新幹線は他にもある。東京から新大阪以西に直通する東海道・山陽新幹線「のぞみ」「ひかり」の場合、東京―新大阪間がJR東海、新大阪―博多間がJR西日本の管轄のため、両社の乗務員は境界の新大阪で交代する。新大阪から九州新幹線に直通する「みずほ」「さくら」は、博多―鹿児島中央間がJR九州の管轄となり、博多で乗務員が交代する。

 これに対し、北陸新幹線は、JR東日本管轄の長野―上越妙高間を、JR西日本の乗務員が常時運行するという点で、異例の運用と言える。

 富山―金沢間のシャトル「つるぎ」は、JR西日本の乗務員が運行する。運行距離は短いが、運転士1人と車掌2人が乗り込むのは「かがやき」「はくたか」と同じだ。

(2015/02/28 富山県版の記事より)

今回取り上げた新幹線写真の一部は、「よみうり報知写真館」で購入できます
[協力] JR東日本・JR西日本(運転席動画提供)
[編集] 東京本社・長野支局、新潟支局 北陸支社・富山支局、金沢支局 メディア局企画開発部
[デザイン] 東京本社メディア局企画開発部デザインチーム 株式会社ロフト  [イラストレーション] 荒木田美咲  [動画] 蓑輪潤、和多史朗
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