北陸新幹線「なるほど!」

北陸新幹線~騒音抑える工夫は?

 Q.騒音抑える工夫は?

 A.パンタグラフ 2基のみ

 北陸新幹線W7系・E7系の先頭車両は「ワンモーションライン」と呼ばれるシンプルな流線形。高速でトンネルに突入した際に出口で発生する音(トンネル微気圧波)を抑えている。 先頭車両の前方にある雪よけ用「スノープラウ」の上部には、凹曲面状のフィンがあり、通常走行時の騒音低減に貢献している。

 上部のパンタグラフは支え部分が1本だけのシングルアームが特徴。数も最小限とし、3号車と7号車に取り付けた計2基のみ。すっきりとした「く」の字形の形状にすることで、騒音を抑えている。

 東北新幹線のパンタグラフも同型で横に遮音板が付いているが、北陸新幹線にはない。東北新幹線の最高時速が320キロなのに対し、北陸新幹線は260キロなので、パンタグラフからの騒音が大きくならないためだ。遮音板そのものも風切り音を発生させる原因となるので、不要とされた。

シングルアームのパンタグラフ

(2015/2/28 石川県版の記事より)

今回取り上げた新幹線写真の一部は、「よみうり報知写真館」で購入できます
[協力] JR東日本・JR西日本(運転席動画提供)
[編集] 東京本社・長野支局、新潟支局 北陸支社・富山支局、金沢支局 メディア局企画開発部
[デザイン] 東京本社メディア局企画開発部デザインチーム 株式会社ロフト  [イラストレーション] 荒木田美咲  [動画] 蓑輪潤、和多史朗
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