新幹線の半世紀

東京-岡山間、初の直通試運転

 山陽新幹線の新大阪-岡山間の開業を3月に控え、東京から岡山まで直通運転する「ひかり」の試運転が初めて実施されました。編成は本番と同じ16両で、このうち4両は車両の異常発熱や振動、パンタグラフの集電状態などを監視する測定車でした。
 車両は最高時速210キロで走行しました。記事内の国鉄技術陣の説明によると、大阪以西は車体の揺れが激しくなったそうです。路盤が十分に落ち着いていないことが原因ですが、この試験以前に比べると、改善が見られました。砕石や枕木代わりの、コンクリート製「スラブ軌道」の区間では、「ゆれがピタリと止まり、まるで、高速道路の上を走っているようだった」(記事より)そうです。

写真:1972年1月27日夕刊に掲載

 
協力
公益財団法人 鉄道総合技術研究所  JR東海  JR西日本  久保敏さん  かけやまさん(新幹線側面写真提供)
 
製作
[編集] 東京本社社会部・編成部・校閲部 大阪本社社会部 中部支社社会G 東京本社メディア局企画開発部・川嶋路大 武田潤 同編集部・田口栄一
[デザイン] 東京本社メディア局企画開発部・雨宮健雄 藤垣円 荒木田美咲  [イラストレーション] 荒木田美咲  [フロントエンド開発] 雨宮健雄 西川一格
[写真] 東京本社写真部 中部支社写真G 大阪本社写真部  [動画] 蓑輪潤 西山修平
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