高嶋 弘之(高嶋音楽事務所社長)

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 ビートルズを担当していたので、(最後の「The Long And Winding Road」は例外ですが)基本的に彼らのヒストリーを追うように並べました。

 デビュー曲の「Love Me Do」は、最初に聴いたときはのらなかったのですが、今聞いてみると、たいした曲だなと思います。「Norwegian Wood」は、直訳するとノルウェー木材や、その家具とかそういう意味らしいんですが、「ノルウェーの森」というタイトルをつけました。意味は違っているのですが、ただこちらの方が曲の雰囲気に合っていると言われることもあります。「Octpus's Garden」は、ビートルズがばらばらになりかけていた時の、リンゴの「もう一度みんなでやろうよ」といった気持ちが表れていると思います。最後の「The Long And Winding Road」はビートルズ自身が歩んできた道と重なります。

高嶋 弘之(高嶋音楽事務所社長)

東芝レコード時代に、ビートルズ担当ディレクターとして日本語タイトルを決めると共に、自ら宣伝を展開して一大ブームを作り上げた。そのあと日本人アーティスト担当ディレクターとして、和製ポップス、カレッジ・ポップス・ブームを仕掛け、黛ジュン、由紀さおり、フォーク・クルセダーズ、谷村新司等をデビューさせた。東芝のあと、キャニオン・レコード(現ポニーキャニオン)を経て、ポリグラム・グループ(現ユニバーサル)の中にあって、チャペル・インターソング社長、ロンドン・レコード副社長、ポリドール・レコード常務などを歴任。現在は、高嶋音楽事務所を主宰して、数多くの人気クラシック・アーティストをプロデュースしている。