湯川 れい子(音楽評論家・作詞家)

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 台風で11時間も到着が遅れてやっと来日したビートルズ。(当時のTV放送で)4人を載せた車がパトカーに先導されるシーンで流れた「Mr. Moonlight」は、今聴いても鳥肌が立ちます。日本でのビートルズは「I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)」から始まり、「Eleanor Rigby」で新しいポップスのページを開きました。

 ジョージの「Something」、ジョンの「Strawberry Fields Forever」、そして4人のハーモニーで「Because」を披露した後、来日した時には8曲目で歌ったリンゴにも是非一曲「I Wanna Be Your Man」を。解散時、『Abbey Road』の冒頭を飾ったロックナンバー「Come Together」で思い切り盛り上がった後は、ポールでお馴染み、『Abbey Road』の最後を飾る「Golden Slumber」から「The End」のメドレー。最後は場内を埋める観客と、涙で歌う「Hey Jude」を。

湯川 れい子(音楽評論家・作詞家)

作詞家として『ランナウェイ』『恋におちて』など日本歌謡界のビッグヒット作品多数。ラジオDJやインタビュアーとしても活躍し、音楽評論家としてポップス&ロック界の海外スターとの親交も深い。自身が選曲したコンピレーション・アルバム『湯川れい子 音楽を愛して、音楽に愛されて 洋楽セレクション』が6月15日に発売された。

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