WBC 侍JAPAN 試合結果

WBC 中国戦 小林と中田のアベック本塁打!

1次ラウンド 2017年3月10日(金) 日本 vs 中国 (19:00) 東京ドーム

7回2死1、3塁、1塁走者の田中が盗塁を決める

先攻 後攻
中国 国旗1-7日本 国旗
中国 日本
チーム名123456789
中国0010000001
日本12200020X7
  • 武田
  • 甘泉
  • 小林・2ラン、中田・2ラン

<速報解説>…「逆シリーズ男」がいない!みんなが打って3連勝

 侍ジャパンはすでに1次ラウンドの1位通過が確定していた。勝っても負けても、2次ラウンドの初戦はオランダとの対戦が決まっている。一方の中国は、1次ラウンドでの敗退が決定済みだ。形の上では、ともに進退に無関係の「消化試合」になった。

 もちろん、これからの戦いを進める上で、侍ジャパンにそうした考えはない。

 控え組にとっては、出場する絶好の機会にもなる。

 実際、これまで出番がなかった田中と、キューバ戦に守備だけ入った平田がスタメンで出場した。秋山も代打で出た。投手はこの3戦で全員がマウンドに上った。緊急時に備えて、捕手だけは使い切るわけにはいかないので、炭谷だけが出場を逃したが、27人がしびれる本番を経験したのは大きい。

 野手の控え組の出番が少なかったのは、好調な選手が多いからだ。

 こうした短期決戦では、得てして、「逆シリーズ男」が出るものだが、それがいない。

 例に出して恐縮だが、過去の日本シリーズを振り返る。

 ・1999年 関川(中日) 21打数2安打
 ・2001年 礒部(近鉄) 16打数0安打
 ・2002年 和田(西武) 15打数0安打

 いずれも中心打者なのに、まったく打てなかった。

 ところが、今回の侍ジャパンは違う。2戦目を終えた時点で、早くもスタメン野手の9人全員が安打を放っているのである。「逆シリーズ男」を心配する必要はない。

 3戦目にしてようやく出番が回ってきた田中は2安打で、代打でたった1打席の秋山も左方向に流し打って結果を残した。開幕前に、「お寒い打線」と言われていたのがうそのよう。みんなが打っての、第1ラウンド3連勝だ。

(編集委員・三宅宏)

今大会初登板の侍ジャパン2番手・藤浪

中国に6点差…小林、中田の2ランで3連勝

 1次ラウンド最終戦となる中国戦。小林と中田の2ランなどで7-1と中国を下した。

 日本は1回、中安打で出た先頭の田中が盗塁、敵失で3塁に進み、山田が右犠飛で先制した。

 2回には、2死1塁から小林が左越2ラン本塁打で3点目。3回に1点を返されたが、その裏に2死1塁から中田の2試合連続となる本塁打で2点を追加した。

 さらに7回、2死2、3塁で菊池が遊内野安打に敵失を絡め、2者生還で7-1とした。

 日本は先発・武田が3回1失点。藤浪-増井-松井-平野-秋吉と継投した。藤浪が2回4奪三振、松井が1回を3者三振など、計12三振を奪った。

 日本は3連勝で、B組1位で2次ラウンドE組に進出。12日の初戦で、前回大会4強のオランダと対戦する。

3戦全勝で2次ラウンド進出を決め、喜ぶ日本代表「侍ジャパン」の選手たち