1995.03.20
地下鉄サリン事件

 3月20日朝、ラッシュ時間帯の東京の営団地下鉄(現在は東京メトロ)の電車5本に、オウム真理教の信者が猛毒ガスのサリンをまき、13人が死亡、約6300人が重軽傷を負いました。史上初の化学兵器テロとも言われる「地下鉄サリン事件」は、国内外に大きな衝撃を与えました。

 1994年6月には長野県で、裁判官官舎を狙ってオウム真理教の信者がサリンを噴霧し、近くの単身者用マンションや社員寮に住む7人が死亡した「松本サリン事件」が起きた(当初、読売新聞を含めたメディア各社で、第一通報者の男性が事件に関わっていたかのような報道がなされ、読売は95年5月にこの男性に謝罪)ほか、警察庁長官狙撃事件、東京の地下鉄新宿駅構内での青酸ガス発生未遂事件など、オウム真理教が仕掛けた事件が相次ぎ、国民を不安に陥れました。

 警察は95年3月22日、山梨県上九一色村(当時)の教団施設に踏み込んで一斉捜索を行い、5月に同施設内で教団代表を逮捕しました。教団が絡んだ事件での起訴は2012年までに192人にのぼりました。