2001.09.11
米同時テロ

 国際テロ組織アル・カーイダに米国の民間航空機4機が乗っ取られ、うち2機は、ニューヨークの世界貿易センタービル2棟にそれぞれ激突し、2棟とも崩壊しました。別の1機は首都ワシントン郊外の国防総省に突っ込み、残り1機は乗客の決死の抵抗でペンシルベニア州ピッツバーグ郊外に墜落しました。同時テロによる犠牲者は約3000人にのぼり、日本人24人も含まれていました。

 従来の国家対国家の図式が、テロ組織対国家という「非対称」に変わり、国際社会をとりまく脅威の質が大きく変わった事件でした。

 ジョージ・W・ブッシュ米大統領は報復を誓い、10月にはアル・カーイダの拠点とされたアフガニスタンに米英軍が空爆を行います。首都カブールは11月に陥落、タリバン政権は崩壊しますが、米軍は長期にわたるアフガン駐留を余儀なくされます。

 日本はテロとの戦いを支援するため、インド洋でテロリスト掃討活動を展開していた多国籍軍に対する補給活動を行う海上自衛隊の艦船を派遣しました。