2002.10.12
バリ島のディスコで爆弾テロ

 インドネシアのリゾート地として知られるバリ島で、爆弾によるテロが発生しました。多くの外国人観光客が集まっていた繁華街クタ地区のディスコ前の路上で10月12日深夜(日本時間13日未明)、駐車していた車に仕掛けられていた爆弾が爆発したのです。日本人2人を含む202人が死亡し、300人以上が負傷する惨事となりました。

 ほぼ同じ時刻に、バリ島のサヌール地区にある米国名誉領事館近くでも爆発が発生、その数時間前にはスラウェシ島のフィリピン領事館近くでも爆発がありました。死傷者が出たのはクタ地区の事件だけでしたが、世界最大のイスラム教徒人口を抱えるインドネシアで欧米人を標的にしたとみられる同時テロが発生したことは、国際社会に衝撃を与えました。その後、事件には、米同時テロを実行した国際テロ組織アル・カーイダとも関係が深い、東南アジアのイスラム過激派テロ組織「ジェマア・イスラミア」(JI)の関与が明らかになりました。