2004.11.02
プロ野球に50年ぶり新球団

 近畿日本鉄道が1月31日、グループ傘下のプロ野球球団「大阪近鉄バファローズ」の命名権売却を発表したことが、新球団誕生物語の始まりでした。この構想は1週間もたたずに撤回されましたが、経営難の厳しさが浮き彫りになり、6月になると、同じパ・リーグのオリックス・ブルーウェーブとの合併方針が発表され、プロ野球再編論議が高まりました。2リーグ制を1リーグ制にする提案もあり、オーナー会議と選手会が対立する場面もありました。

 そうした中、インターネット関連企業のライブドアと楽天が相次いで新球団設立に名乗りを上げます。競り合いの結果、11月2日のオーナー会議で、経営の安定性などが評価された楽天の参入が決まります。新規参入球団の誕生は、1954年の高橋ユニオンズ以来50年ぶりでした。近鉄とオリックスの選手が、合併後の「オリックス・バファローズ」と、仙台市を本拠地とする新球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」に分かれ、セ、パ2リーグ12球団制が維持されました。