2005.07.07
ロンドン地下鉄・バスで同時テロ

 ロンドン市内を走行中の地下鉄3車両とバス1台で自爆テロが起き、イスラム教徒の実行犯4人を含む56人が死亡、負傷者は約700人にのぼりました。

 事件当日は、スコットランド地方のグレンイーグルスでトニー・ブレア英首相が議長を務めたサミット(主要国首脳会議)が行われている最中で、各国首脳はテロ非難声明を出し、もともとの主要議題だったアフリカ支援以上に、テロ対策への姿勢が問われたサミットとなりました。

 事件の背景には未解明の部分も多く、関与を疑われたイスラム教徒の誤認逮捕が続出したほか、過剰警備で無関係の移民が射殺される出来事もありました。実行犯の妻だったサマンサ・ルスウェイト容疑者は英国を離れ、アフリカ各地でのテロ活動への関与が疑われている「白い未亡人」として知られるようになりました。

 2007年3月、英捜査当局はこの事件にかかわっていたとして、男3人を反テロ法違反容疑で逮捕、起訴しています。