2007.01.11
食品偽装問題で激震

 この年、食品偽装の問題が次々と発覚し、中には10年以上も偽装を続けていたり、詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)で幹部が有罪判決を受けたりした企業もありました。

 まず、大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京都)が埼玉工場で、消費期限を過ぎた牛乳を使った菓子を出荷していた問題が分かります。同社は前年秋に問題を把握しながら、事実を認めて工場の操業休止や小売店、レストランでの洋菓子販売の休止を発表したのは、2007年1月11日になってからでした。

 6月には食肉製造加工会社「ミートホープ」(同・北海道苫小牧市)の豚や羊の肉を混ぜた「牛肉ミンチ」の販売、8月には「石屋製菓」(同・札幌市)のチョコレート菓子「白い恋人」の賞味期限改ざん、10月には和菓子の老舗「赤福」(同・三重県伊勢市)の製造日偽装表示、秋田県の食肉会社による比内鶏加工品の原料偽装、料亭「船場吉兆」(大阪市)の消費期限や賞味期限の改ざんなどが表面化。消費者の食品に対する信頼が損なわれました。