2008.01.30
中国製冷凍ギョーザ中毒事件

 中国製の冷凍ギョーザを食べた千葉県と兵庫県の3家族10人が中毒症状を訴え、9人が入院していたことが判明しました。ギョーザとパッケージから有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されました。警察は製造段階で毒が混入された可能性が高いとの見解を示しましたが、中国側は中国国内での犯行を否定し、外交問題に発展しました。

 同じ製造元の中国製冷凍ギョーザを食べて具合が悪くなったと訴える人は日本全国に広がり、中国製食品全体に対する不信感が募りました。毒物混入の原因をめぐる日中間の捜査協力も進みませんでした。ところが、事件から2年以上がたった2010年3月26日、中国当局が製造元の元臨時従業員を危険物質投入罪の容疑で逮捕しました。「長期間、臨時工として勤務しても正社員にしてもらえなかった」ことに対する不満が犯行の動機とされ、14年に無期懲役の判決が確定しました。