2011.03.11
東日本大震災

 午後2時46分、太平洋三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、最大40.4メートルの高さの津波が太平洋沿岸部を襲いました。この大震災による死者・行方不明者は約2万人、建物の全半壊・全半焼は約30万戸にのぼりました。

 東京電力福島第一原子力発電所は津波で全電源機能を失ってコントロール不能となり、翌日、1号機で水素爆発が発生します。東京電力は5月、1~3号機の炉心が溶融していると発表しました。

 震災で住宅を失った人や、福島第一原発周辺の住民は、長期間の避難生活を強いられます。また、菅直人首相は、原発事故対応をめぐる混乱や、被災地の復旧・復興策などをめぐって批判を浴び、退陣へと追い込まれていきます。

 東日本大震災は、災害多発期に入ったとの見方もある日本列島での防災対策のあり方やエネルギー政策だけでなく、人口減が先行していた被災地の復旧・復興への取り組みを通じ、少子高齢化が進む日本社会の直面する課題を「先取り」して示しました。