2011.04.10
統一地方選で地域政党が躍進

 民主党の政権運営に対する不満や、自民、公明両党など野党への期待不足もあって、各地で地域に特化した政策課題を示し、大政党とは一線を画した政治勢力が旗揚げされ、注目を集めるようになりました。「地域政党」ブームです。

 そのさきがけは、橋下徹・大阪府知事(後に市長)らが2010年に結成した「大阪維新の会」で、11年4月10日投開票の府議選で過半数の議席を獲得し、大阪市議選でも第1党となりました。名古屋市の河村たかし市長率いる「減税日本」も、愛知県議選で13人の当選を果たし、存在感を示しました。橋下氏はその後、大阪の首長職にとどまりながら国政政党「日本維新の会」の代表を務め、12年衆院選では野党第1党の民主党に迫る躍進を見せました。

 大阪維新の会は、15年統一地方選でも府議選、市議選とも第1党の座を維持して健在ぶりを示しましたが、一方、一時は国会議員も擁した減税日本は、名古屋市議選でこそ議席を維持したものの、愛知県議選は当選者ゼロに終わりました。