2015.04.10
株価、15年ぶりに2万円超

 東京株式市場で日経平均株価(225種)が、15年ぶりに2万円台に乗りました。円安や原油安を追い風にした日本企業の好業績が見込まれたためで、2015年に入って約2500円も上がったことになります。

 日経平均は、バブル景気の1989年末に3万8915円の最高値を記録後、「失われた20年」と呼ばれる長期低迷の中で、2009年3月には7054円まで下がった経緯があります。

 この日は、午前9時7分に株価ボードに2万6円が表示されましたが、2分後には売りが強まって2万円を割り込み、終値は1万9907円でした。その後、株価は再び2万円を超え、5月20日には、東証1部上場企業の時価総額(政府保有株を除く)が一時591兆9158億円まで膨らみ、ピークだったバブル期の1989年末(終値ベースで590兆9087億円)を超え、過去最高水準となっています。

 今後の株価の行方は、安倍晋三首相が2012年の政権復活以来、最優先で取り組んできた経済政策「アベノミクス」の成長戦略や、日本銀行が展開してきた異次元緩和の「出口政策」の成否がカギになると見られています。