読売新聞10大ニュース

国内
  • 1.カレーにヒ素混入、4人死亡
  • 2.長野五輪開催、日本「金」5個
  • 3.W杯開催、日本初出場
  • 4.参院選で自民惨敗、小渕内閣が発足
  • 5.戦後最悪不況に、24兆円の緊急経済対策
  • 5.横浜がプロ野球日本一
  • 6.黒沢明監督死去
  • 7.北朝鮮ミサイル、三陸沖に着弾
  • 8.金融ビッグバン始動
  • 9.若乃花、連覇で初の兄弟横綱誕生
海外
  • 1.米大リーグ本塁打記録37年ぶり更新
  • 2.インド、パキスタンが核実験
  • 3.米大統領の不倫もみ消し疑惑で報告書公表
  • 4.金大中氏が韓国大統領に就任
  • 5.中国の洪水死者、3000人を超す
  • 6.中米でハリケーン被害
  • 7.インドネシアでスハルト体制崩壊
  • 8.米大使館同時爆弾テロ
  • 9.ロシア政局混迷、大統領に健康不安
  • 10.パプアニューギニアで大津波

長銀、日債銀を国有化

 夏の参院選で与党の自民党が事前の予想に反して大敗し、橋本竜太郎首相が引責辞任します。後継に選ばれた同党の小渕恵三首相は、前年に相次いだ金融機関の破綻をきっかけに深刻化した金融危機に対応するために、旧民主党を中心に新たに結成され、参院選でも躍進した野党第1党の民主党に協力を呼びかけ、秋の臨時国会は「金融国会」と呼ばれるようになりました。

 金融国会では、与野党の「政策新人類」を中心に超党派の対応策が練られ、日本長期信用銀行や日本債券信用銀行の一時国有化が決まります。

 一方、「経済再生」を掲げた小渕首相は、宮沢喜一元首相を蔵相に起用して大胆な財政出動路線にかじを切りました。首相経験者の閣僚就任は戦後初で、戦前の1927年に高橋是清元首相が昭和金融恐慌に対応するために蔵相に就任して以来のことでした。宮沢氏以降は、麻生太郎元首相が、安倍政権で副総理兼財務相を務めています。

 8月、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射実験に踏み切り、その先端部分は日本列島を越えて三陸沖に落下しました。北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)の締約国でありながら、米朝枠組み合意の締結後も核開発を止めることがありませんでした。北朝鮮の動きが、NPT未加盟の核保有国を刺激した側面があり、インドが24年ぶりの核実験に踏み切ると、これに対抗してパキスタンも初の地下核実験を行うなど、国際社会に暗雲がたれ込めました。