[東京マラソン2019]有力選手紹介<3>中村匠吾 26(富士通)…スタミナ強化 6分台狙う

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駒大の大八木弘明監督(奥)に見守られ、調整練習をする中村匠吾
駒大の大八木弘明監督(奥)に見守られ、調整練習をする中村匠吾

 2月24日、都内の駒大陸上競技場。数日前に米国高地合宿から帰国して調整に励む中村に、「上げすぎるなよ、楽に走れっ」と駒大の恩師、大八木弘明監督の声が飛んだ。3度目のマラソンを前に、好調をうかがわせるまな弟子に「ようやくマラソンランナーになり始めてきたかな」と笑みがこぼれた。

 2015年春の大学卒業後も、元日本記録保持者の藤田敦史・駒大コーチらを育てた大八木監督の指導を受けたいと志願し、母校を拠点とする。マラソン転向前の2年強はトラック主体でスピードを強化し、17年日本選手権5000メートルで3位に入る力をつけた。

 昨年3月のびわ湖毎日での初マラソンから、中村が目指すのは「スピードとスタミナの融合」だ。

 マラソン練習を始めた当初はスタミナがつきにくく、40キロを走ると疲れが残った。そこで長い距離を走る日の間隔を広げ、合間に質の高いスピード練習を入れて動きのキレを高めるスタイルに挑戦。びわ湖では27キロ過ぎに先頭から遅れながらも40キロから一気にギアを上げ、2時間10分51秒で日本人トップの7位に入り、東京五輪代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を手にした。

 その後は着実に体力をつけ、昨年9月のベルリンでは、ほぼ単独走の厳しい展開ながら、2時間8分16秒で4位入賞と飛躍。今年1月には1000キロ以上を走り込み、「質量ともに本当にやりたい練習ができた。ようやく自信を持ってスタートラインに立てる」と断言する。

 「6分台を確実に出したい。大八木さんにも藤田さんの記録(2時間6分51秒)は抜いてほしいと言われている」。MGCの試金石となる一戦で、真価を示す準備は整った。(西口大地)

466680 1 その他 2019/02/28 05:00:00 2019/02/28 05:00:00 2019/02/28 05:00:00 東京マラソンに向けて調整する中村=林陽一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190228-OYT1I50001-T.jpg?type=thumbnail

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