復活へ 傷だらけの歩み 陸上 萩原

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全日本実業団ハーフマラソンで3位に入った萩原
全日本実業団ハーフマラソンで3位に入った萩原

 2014年アジア大会女子1万メートル銅メダルの萩原歩美(豊田自動織機)が、長いトンネルを抜けつつある。2月に5年ぶりのハーフマラソンで自己記録を1秒更新し、「止まっていた時計を、ちょっと動かせたかな」と手応えをかみ締めた。

 静岡・常葉菊川高出身。実業団のユニクロで、マラソンの土佐礼子らを育てた鈴木秀夫監督の指導で開花。14年はアジア大会の銅や国際千葉駅伝で日本代表の優勝に貢献し、注目された。

 しかし翌春狙った初マラソンを故障欠場し、歯車が狂った。リオデジャネイロ五輪出場をかけた16年日本選手権1万メートルは惨敗。監督の退任もあり17年春に豊田自動織機へ移ったが、その後も故障を繰り返し「あっちを痛めこっちを痛めで、訳が分からなくなった」。

 復活への道しるべはオリンピアンたちの背中だった。リオ五輪長距離代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)、マラソン代表の田中智美(第一生命)らの取り組みを聞き「先輩たちが自分よりずっと頑張っている。努力が足りないって思えた」。

 泥臭く走り込んだ結果、2月の全日本実業団ハーフで先頭争いを演じ、1時間10分16秒の3位。「将来またマラソンに挑戦するため、自分の力を確認したかった」と充実の表情を浮かべた。

 今はまず1万メートルで東京五輪を目指す。「若い子には負けられない。やるからには、やっぱり日本代表になりたい」。26歳、まだまだ老け込む年じゃない。(西口大地)

471960 1 その他 2019/03/04 15:00:00 2019/03/04 15:00:00 2019/03/04 15:00:00 全日本実業団ハーフマラソンで3位に入った萩原歩美(10日) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190304-OYT1I50021-T.jpg?type=thumbnail

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