中学ラグビー経験たった3人、花園16強の進学校・県立浦和の部員は受験勉強に励む

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青森山田戦の前半、敵陣に攻め込む県立浦和の選手たち(2019年12月30日、大阪府東大阪市花園ラグビー場で)
青森山田戦の前半、敵陣に攻め込む県立浦和の選手たち(2019年12月30日、大阪府東大阪市花園ラグビー場で)

 ラグビー・全国高校大会(12月27日~1月7日)に出場した埼玉県内屈指の進学校・県立浦和高校は、初のベスト16進出を果たした。主将として大会に臨んだ3年・松永拓実さんは「憧れの花園で試合ができて幸せだった」と振り返った。(奈良橋大輔)

 同校はこれまで、1960年と2013年の2回全国大会に出場していたが、いずれも1回戦敗退だった。

 今回は51人いた部員のうち、中学でラグビーを経験していたのは3人のみ。当初は捕球もままならない状態だったが、パスやスクラムの基本練習を1日2時間繰り返し行い、力を付けてきた。OBが熱心に指導するのも特徴だ。県大会はモールで力強く押し込むラグビーを展開し、勝ち抜いてきた。

 全国大会1回戦は昨年12月27日、玉島(岡山)と対戦した。浦和ラグビー部OBの三宅邦隆監督は「前半は緊張していて本来の力が出せなかった」と振り返る。両チーム無得点で迎えた後半、松永主将(当時)がトライを決める。5―0で同校初の花園での勝利となった。

 同30日に行われた2回戦の青森山田(青森)戦も、接戦に。トンガ人留学生を擁する青森山田のパワーに押し込まれる場面もあったが、得意のモールで押し切り、33―28で制した。

 元日の3回戦では、今大会優勝校の桐蔭学園(神奈川)と対戦。個々の技術レベルが高く、スピーディーにパスを展開する桐蔭に前半からペースを握られ、劣勢が続いた。後半に1トライを決めて一矢報いたが、5―78と力の差を見せつけられた。

 花園での熱戦を終え、3年生の部員13人は難関校を目指して受験勉強に励む。大会期間中も練習時間以外は勉強しており、東大や京大を志す部員もいるという。

 6大会前に花園に出場した浦和に憧れて入学した松永さんは「花園でプレーできたのが最高の思い出。部員それぞれ別の道に進むが、花園での戦いは忘れない」と話す。大学でもラグビーを続けるつもりで、「全国大会で強い相手と対戦して、もっと上のレベルでもラグビーを続けていきたいと感じた」という。

 三宅監督は「花園での初勝利は、OBからの反響もすごかった。誇らしい」と胸を張った。

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1001113 0 その他 2020/01/15 10:42:00 2020/01/15 10:42:00 2020/01/15 10:42:00 前半、敵陣に攻め込む浦和の選手たち(30日、東大阪市花園ラグビー場で)=東直哉撮影2019年12月30日撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200115-OYT1I50023-T.jpg?type=thumbnail

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