ラグビーW杯、68億円の黒字…3レガシー事業の基金に

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 昨秋に開催されたラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の組織委員会は10日の理事会で、実質的に約68億円の黒字を確保した大会収支を報告し、了承された。黒字分はレガシー(遺産)事業を展開する三つの基金を作るための資金として、日本ラグビー協会に引き継ぐことを決めた。組織委は3月末で解散する。

 収入と支出の総額はともに約677億円となった。販売可能な席の99・3%にあたる約184万枚(中止の3試合含む)が売れたチケット収入が当初の想定を大幅に上回り、昨年8月時点の見込みからさらに39億円増えて約389億円に上った。開催経費などを差し引いた実質的黒字分をレガシー関連事業として支出に組み込んだ。

 基金は、〈1〉建て替え後の新秩父宮ラグビー場へのミュージアム設置〈2〉ラグビーを通じた地域活性化活動〈3〉日本とアジアでのラグビー振興――の3種類を想定し、それぞれ20億円規模となる見通しだ。

 また、全国の131自治体で作る連携協議会の設立も決めた。会長は林文子・横浜市長。日本ラグビー協会と協力して、競技環境の整備やラグビーを生かした地域振興などに取り組む。

 組織委の嶋津昭事務総長は「ラグビーの持っている魅力が(日本人の)心の中に染み込んだと思う。レガシーとして将来の競技の発展につなげてもらいたい」と大会を総括した。

 W杯日本大会は20チームが参加し、昨年9月20日から11月2日まで国内12会場で開かれた。日本代表が8強入りする活躍もあって国内に旋風を巻き起こした。

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