ロシア陸連、罰金6億7000万円支払い…期限直前で追放免れる
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【ルガノ(スイス南部)=杉野謙太郎】ロシア陸連は12日、世界陸連から科せられていた罰金などを支払ったと発表した。組織的なドーピング問題で資格停止となっているロシア陸連は、同国選手が東京五輪に個人資格の「中立選手」として出場するために必要な罰金など計631万ドル(約6億7000万円)を科せられ、15日が支払いの期限だった。期限までに支払いがない場合、世界陸連はロシア陸連を追放する方針を固めていた。
ロシア陸連は、当初の期限だった7月1日には未払いだったものの、スポーツ省の資金提供で支払いができたとしている。世界陸連はロシア陸連に対し、ドーピング対策や組織運営の改革案を今月31日までに提出することも求めている。
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