天理大ラグビー部でクラスター、24人感染…寮は相部屋・風呂場も共同
完了しました

天理大(奈良県天理市)は17日、ラグビー部に所属する男子部員24人が同日までに新型コロナウイルスに感染したと発表した。全員が同じラグビー部の寮で生活しており、県はクラスター(感染集団)と認定した。
県や大学によると、同部では、9日に20歳代の男子部員1人が
同部では全部員168人が寮で生活しており、県は残りの部員ら約100人の検査を進めている。寮は3~4人の相部屋で、風呂場も共同だった。練習は6月に入ってから、日本ラグビー協会のガイドラインに基づいて少人数で再開。8月からは接触プレーもしていたが、対外試合は今春以降していないという。大学は13日から一部のキャンパスを閉鎖し、クラブ活動も原則中止としている。
17日、大学で記者会見した岡田龍樹副学長は「十分注意して指導していたが、集団感染が発生し、大変遺憾に思う。対策をより一層進めていく」と説明した。