コロナワクチン「成分を注視し、助言を行う」…WADA声明
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【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界反ドーピング機関(WADA)は11日、開発が進められている新型コロナウイルスのワクチンについて、それぞれの成分を注視し、禁止薬物が含まれる場合には反ドーピング機関などに助言を行うとの声明を出した。「数々のワクチンが反ドーピング規則に反するとみる根拠はない」とも指摘した。
WADAは、パンデミック(感染症の大流行)では選手の健康が最優先だと強調した上で、「可能性は極めて低いものの、ワクチンがドーピング違反につながった場合には、ワクチンと反ドーピングの原則が互いに抵触しないように事案を取り扱う」とした。
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