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「世界狙う池江」復活…国内2位にも満足せず、次は「本命」バタに挑戦

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 競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)は、眉一つ動かさずに言った。「日本で戦えるようなレースをしても、世界では戦えない」。2月7日に行われたジャパンオープンの50メートル自由形で、24秒91の好タイムで2位に食い込んだ後のインタビュー。白血病の判明からわずか2年にもかかわらず、その視線は完全に世界を狙うアスリートのそれだった。

ジャパンオープン50メートル自由形の決勝に向けて入場する池江璃花子(7日)
ジャパンオープン50メートル自由形の決勝に向けて入場する池江璃花子(7日)

 予選から周囲を驚かせた。昨年12月の日本選手権の優勝タイムを上回る25秒06でトップ通過し、「目標が25秒3くらいだった。大幅に超えられてすごくうれしかった」と、思わず涙した。決勝では中盤から徐々に前に出て、大本里佳(ANAイトマン)にタッチ差で敗北。「成長を感じた」と喜びつつ、「いい結果だけど2番は2番。次は1番を狙いたい」と悔しさをにじませた。

 アスリートとしての意識の高まりは、プールを離れたところでも。体重について、昨年末は「無理して増やす必要はない」と話していたが、年明け以降食事を改善して増やすことにした。重い方がスタートのスピードが増すためだ。

 実戦復帰した昨夏から出場した3試合はいずれも序盤で出遅れており、「後半の伸びは周りと引けを取らない。スタートを強化すれば記録は出る」と感じていた。抗がん剤治療を経て食は細くなったが、まずは3食きちんと完食することを徹底。練習中もコーチから手渡されるパンを食べるなどして、昨春の時点から約6キロ体重が増えた。4戦目となったジャパンオープンも出遅れはしたが、その幅は徐々に狭まってきている。

 次戦は20、21日に行われる東京都オープンで、本命種目だったバタフライに復帰後初めて挑戦する。「自信はないけど、自分なりに精いっぱい泳ぎたい」。言葉は控えめだが、その目には常に世界の頂点を目指してきた時の、強い光が戻ってきている。(工藤圭太)

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1830026 0 その他 2021/02/09 15:00:00 2021/02/18 11:42:33 2021/02/18 11:42:33 競泳・ジャパンオープン最終日 女子50メートル自由形、決勝レースで入場する池江璃花子(7日、東京アクアティクスセンターで)=菅野靖撮影女子50メートル自由形、決勝レースで入場する池江璃花子(7日)=菅野靖撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210209-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail

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