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青森の90代男性4人がリレーで「世界新」、ランナー「平均寿命は全国最下位だが…」

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 青森県在住の90歳代の男性4人が、23日に同県六ヶ所村で開かれた青森マスターズ陸上競技記録会に出場し、M90(男子90~94歳)1600メートルリレーで8分49秒01の世界新記録をマークした。これまでの世界記録は2014年の米国チームによる12分41秒69で、4分近く更新したことになる。国内の公式記録はそもそもなく、日本新記録とダブルでの快挙となった。

大記録の達成を祝う(左から)工藤さん、三ツ谷さん、敦賀さん、田中さん(23日、青森県六ヶ所村で)
大記録の達成を祝う(左から)工藤さん、三ツ谷さん、敦賀さん、田中さん(23日、青森県六ヶ所村で)

 青森マスターズ陸連は近く日本マスターズ陸連に公認申請し、認められれば正式に世界記録として認定される。

 世界新をマークしたのは、五所川原ごしょがわら市の工藤勇蔵さん(92)と敦賀又四郎さん(91)、青森市の田中博男さん(90)、鰺ヶ沢あじがさわ町の三ツ谷光造さん(90)。三ツ谷さんを除く3人は以前から大会などで顔なじみだった。

 田中さんは、昨年秋、マラソン大会に以前、出場した記録があった三ツ谷さんを知り、スカウト。工藤さん、敦賀さんとともにチームを結成した。4人の自宅は離れているため、合同練習ができたのは今月19日の1回のみで、試走やバトンパスなどを行った。

 23日は風もなく、走るにはまずまずのコンディションだった。マスターズ陸上は5歳刻みのクラス別で競われるが、M90にエントリーしたのは工藤さんらの1チームだけで、1走の敦賀さんは、ピストルの音とともにスタートラインを飛び出した。最初、少しバランスを崩しかけたがすぐに持ち直し、2分台で快走した。

 皆、バトンパスもミスなくこなし、いずれも2分台で1周400メートルのトラックを駆け抜け、アンカーの田中さんにつないだ。

 観客の拍手の中、田中さんは安定したペースを保ったままゴールに飛び込んだ。敦賀さん、工藤さん、三ツ谷さんは田中さんのもとに駆け寄り、手を取り合って喜びを分かち合った。

 チームのまとめ役の田中さんは「夢を見ているようだ。以前から何度も、『1人3分以内』と話し合ってきた。男女とも平均寿命が全国最下位の青森県だが、このリレーが健康に注意を払うきっかけになってくれればうれしい。次は95歳以上のクラスに挑戦したい」と早くも次の目標を掲げた。

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2079229 0 その他 2021/05/26 11:40:00 2021/05/26 12:21:54 2021/05/26 12:21:54 大記録の達成を祝うリレーメンバーら(23日午後3時30分、青森県六ヶ所村で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210526-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

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