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ラグビー合宿、別府に続々…W杯キャンプで実績・温泉の「差し入れ」好評

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 温泉の湧出量日本一を誇る大分県別府市で、ラグビーの合宿が盛況だ。2019年のワールドカップ(W杯)日本大会で海外5チームを受け入れた実績が評価され、トップリーグの強豪や東京五輪に出場する7人制ラグビーの男女日本代表など延べ17チームが続々と来訪。新型コロナ下で制約もあるが、練習後に温泉を「差し入れ」するなど、ユニークな市のおもてなしが評判を呼んでいる。(財津翔)

合宿で汗を流すリーチ主将(左)ら(27日、別府市で)=秋月正樹撮影
合宿で汗を流すリーチ主将(左)ら(27日、別府市で)=秋月正樹撮影

 「合宿中の選手は四六時中ラグビーのことを考えるけど、体はリラックスすることが大事。申し分ない環境だった」。サントリーサンゴリアス(東京)のスタッフ植田悠太さん(37)は昨年11月末から行った7泊の別府合宿を満足そうに振り返る。

温泉に足をつけて疲れを取るサントリーサンゴリアスの選手たち(昨年11月、別府市提供)
温泉に足をつけて疲れを取るサントリーサンゴリアスの選手たち(昨年11月、別府市提供)

 特に選手に好評だったのが、チームの要望に応じて市が行っている温泉の提供サービス。トラックで運んだ温泉をバスタブに注いで並べ、選手たちは練習後すぐに冷水と交互に足をつけて疲労を抜いた。「みんな『リラックスできる』と喜んでいた」と植田さん。充実した合宿を経て、今季はトップリーグで準優勝に輝いた。

 別府市はW杯の公認キャンプ地に選ばれて脚光を浴びた。市は約4億6000万円を投じてラグビーの試合にも使える市内のグラウンドを天然芝に張り替え、その隣に最新器具をそろえた大型トレーニング施設を整備。大会中は、準優勝したイングランドや4強入りしたニュージーランド(NZ)とウェールズも滞在し、自然に囲まれた練習環境と疲れを癒やす温泉が高く評価された。

 「W杯の実績は大きな強み。一過性のもので終わらせてはいけない」と、市スポーツ推進課の中西郁夫課長(53)。W杯を機に温泉や地元名物の蒸し料理を提供したり、医療機関と連携して選手のケガや病気に対応したりと細やかなサポート態勢を敷いている。今月26日からは、15人制日本代表が別府合宿をスタート。リーチマイケル主将(32)らが2年後のW杯フランス大会へ向けて再出発した。

 コロナ下で、合宿中の練習は非公開で行われることが大半。W杯中にはNZ代表との交流イベントで3000人が集まる盛況ぶりだったが、今は練習見学もままならないため、ファンにPRもできない。

 それでも、合宿に訪れたラグビー関係者はW杯後だけで約700人に上る。観光が基幹産業の地域にとって経済効果は小さくない。中西課長は「まず選手に満足してもらうことが大事。継続して来てもらって街が活気づき、いつか『合宿の聖地』と呼ばれるようになれたら」と思い描いている。

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2084597 0 その他 2021/05/28 15:09:00 2021/05/28 15:58:04 2021/05/28 15:58:04 合宿で汗を流すラグビー日本代表のリーチ(左)ら(27日、大分県別府市で)=秋月正樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210528-OYT1I50082-T.jpg?type=thumbnail

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