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朝は畑・昼はラリー、85歳最年長選手「自分でもびっくりするくらい動ける」

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 年齢を問わず楽しめる「ラージボール卓球」の強豪チームに、85歳の最年長選手がいる。「元気に毎日生きられるのは、夢中になれるものがあるから」と練習に打ち込む姿は、チームメートたちの憧れの的だ。(青木聡志)

得意のバックハンドで球を打ち返す小野さん(18日、大河原町で)
得意のバックハンドで球を打ち返す小野さん(18日、大河原町で)

 熱気がこもる体育館で、一回りも二回りも年が離れた仲間と台に向かう。軽やかな動きでラリーの応酬を展開し、最後は力のこもった球を打ち込んだ。

 丸森町の小野森政さん(85)は現役卓球選手。所属する「ゼフィルス大河原」(宮城県大河原町)は東北屈指の実力を誇る。傘寿を迎えた2015年には小野さんのチームが東北大会でミックス(男女混合)3位の成績を収めた。来年2月に開かれる全国大会を目指し、今も週4回、数時間の練習を欠かさない。

 卓球を始めたのは高校時代だった。地元で酪農を始めてからも町や県の大会に出場。還暦を迎えてからは通常の卓球より大きくて軽いラージボールに転向し、高齢者のスポーツイベント「ねんりんピック」の県代表にも選ばれた。

 とにかく底なしの体力が自慢だ。「自分でもびっくりするくらい動ける。若い人と練習するのが楽しい」。息子に牧場を譲ってからは早朝に家の近くの畑を耕し、日中は農具をラケットに持ち替える。帰宅後も畑仕事をこなす。「あんなに動けるのはすごい。自分の25年後の理想の姿」とチームメートの男性(60)は舌を巻く。

 「ラリーを続けるだけでは勝てない」と、攻撃の強化を掲げ、筋力トレーニングを日課にする。「衰えは感じない。もっと強くなれる。90歳になっても続けたい」と前向きだ。

 全国大会には卓球の元プロ選手も出場する。これまで上位進出を阻まれてきたが、「年齢が上がれば技術より体力がモノを言う。どこまで進めるか」と、挑戦を楽しみにしている。

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