三冠馬の威厳守った「コンちゃん」…体調管理してきた獣医師「ずっと悔しい思いを」

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 有終の美を飾った――。鳥取県伯耆町真野のトレーニング施設「大山ヒルズ」で育成された三冠馬コントレイルが28日、東京競馬場(東京都府中市)で開催された中央競馬のGIレース・ジャパンカップで完勝した。引退レースとして臨んだ大一番。最高の結果に、テレビ中継を見守った大山ヒルズのスタッフたちは万歳を繰り返して喜び合った。

万歳をしてコントレイルの有終の美を喜ぶ大山ヒルズのスタッフ(鳥取県伯耆町で)
万歳をしてコントレイルの有終の美を喜ぶ大山ヒルズのスタッフ(鳥取県伯耆町で)

 昨年10月に菊花賞を制し、無敗の三冠馬となったコントレイルだが、その後の3戦は2、3着と勝ち切れなかった。ラストランは三冠馬の威厳を守るために負けられない戦いだった。

 大山ヒルズの事務所にはスタッフ約20人が集まった。レースで中団を進んだコントレイルが最後の直線で追い上げを開始すると「来たーっ」と歓声を上げ、前の馬を抜き去って突き放し、先頭でゴールを駆け抜けると大きな拍手がわき起こった。

 獣医師として体調管理をしてきたゼネラルマネジャーの ちょう 高尚さん(44)は「ずっと悔しい思いをしていたので、最後に本当の強さを見せることができてほっとした。コントレイルには『お疲れさま、ありがとう』と言いたい」と愛馬をねぎらった。

 スタッフから「コンちゃん」と呼ばれ愛されていたコントレイル。2019年に早世した父の名馬ディープインパクトの後継として、北海道で 種牡馬しゅぼば となる。長さんは「もったいないくらいだが、最高の状態で引退させるのは父親になってから有利。ディープと同じような価値のある種牡馬になり、第2、第3のコントレイルが育ち、ここに戻ってきてほしい」と期待を込めた。

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2558621 0 その他 2021/11/30 08:07:00 2021/11/30 08:07:00 2021/11/30 08:07:00 万歳をしてコントレイルの有終の美を喜ぶ大山ヒルズのスタッフ(伯耆町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211129-OYT1I50063-T.jpg?type=thumbnail

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