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【マドリード=岡田浩幸】国際近代五種連合(UIPM)は2日、2028年ロサンゼルス五輪で馬術を除外して新たに採用する種目の候補に「障害物レース」を選び、今後試験的に実施すると発表した。24年パリ五輪は現行通り、馬術とフェンシング、水泳、レーザーラン(射撃とランニング)の5種目で行われる。

近代五種は五輪では1912年ストックホルム大会から実施。馬術で乗る馬は大会側が用意するが、昨年の東京五輪ではドイツ代表コーチが馬を殴るなどして強い批判を受け、UIPMは馬術を除外して新種目を採用することを決めた。
UIPMによると、新種目は選手や関係団体の意見を交えて検討し、「低コストでわかりやすい」「あらゆる年齢層に受け入れられる」などの条件を満たすとして、障害物レースを選んだ。6月以降の大会で試験的に実施し、総会で正式に採用するか決める。