宿敵に圧勝の井上尚弥「100点をつけられる、夢じゃないかと思うほどうまくいきすぎた」

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 世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級王座統一戦(7日・さいたまスーパーアリーナ)――WBA、IBF統一王者の井上尚弥(大橋)が、WBC王者のノニト・ドネア(フィリピン)を2回TKOで破り、日本人初の3団体統一王者になった。井上尚は自身が持つ日本男子の世界戦連勝記録を18に伸ばした。

井上尚弥、全階級通じたランキング1位…日本選手では初「誰もたどり着けなかった場所」

2回、ドネア(左)を攻める井上尚弥=飯島啓太撮影
2回、ドネア(左)を攻める井上尚弥=飯島啓太撮影

 自らに課した「圧勝」を有言実行し、井上尚が宿敵のドネアを返り討ちにした。激闘だった初対戦から2年7か月後の再戦は、鮮烈なKO劇。「圧倒的に勝つと(自分に)プレッシャーをかけて挑んだ。最高の結果を出せて、最高の日になった」。日本人初の3団体統一王者はリング上で3本のベルトを掲げ、大観衆と喜びを分かち合った。

 初対戦は判定勝ちしたが、2回にドネアの代名詞の左フックで右 眼窩底がんかてい を骨折したのを機に、キャリア最大の苦戦を強いられた。「ドラマ(激闘)にするつもりはない」と心に決めた再戦は開始早々、その左フックをもらい、スイッチが入る。1回終了間際、強烈な右ストレートでダウンを奪えば、エンジンは全開。「2回で終わらせる」――。

 気迫十分に前に出ながらも、連打の一つ一つを覚えているほど冷静だった。最後は相手のお株を奪う左フックでドネアをリング上に大の字にさせ、レフェリーが試合を止めた。「100点をつけられる。夢じゃないかと思うほどうまくいきすぎた」と、初対戦後の表情とは正反対に満面の笑みだった。

 ついに4団体王座統一に王手をかけた。「この先も最高の景色を見たい」と井上尚。難敵相手に本領を発揮した無敗の王者が、偉業に向かう。(小沢理貴)

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