金谷、21年初戦「優勝目指す」…ソニー・オープン14日開幕
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【ロサンゼルス=佐野司】米男子ゴルフのソニー・オープン(14日開幕)に2年ぶりに出場する金谷拓実が12日、会場の米ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(パー70)でオンライン記者会見に臨み、「いいプレーをして、優勝を目指してやっていきたい」と抱負を語った。

予選落ちした2019年以来、2度目の出場。昨年10月にプロ転向、同11月にダンロップフェニックスでプロ初優勝し、勢いに乗って2021年初戦に挑む。米プロゴルフ協会(PGA)公式サイトの優勝予想では15位につけ、日本勢で唯一ランクインを果たした。
今大会に先立ち、日本オリンピック委員会(JOC)が発表した五輪強化選手に初めて選ばれた。現在は、世界ランキング118位で日本勢の5番手。東京五輪の選考期限は6月21日で、各国・地域の代表枠は原則ランク上位の2人。さらなる順位上昇へ、「東京五輪は今年の大きな目標。そのためにも今週から1試合、1試合がすごく大事になってくると思う」と話した。
2016年以来の出場となる石川遼も記者会見に臨み、「戦略性が非常に高いコースなので、ティーショット、セカンドショットがキーになる」と語った。
日本勢はこのほか、松山英樹、小平智、香妻陣一朗、木下稜介が出場。1983年大会(当時ハワイアンオープン)の青木功以来となる優勝を目指す。