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勝利が近づいた途端に池ポチャ…それでも前を向き続けた松山、1打差で逃げ切る

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マスターズの生涯出場権を獲得

 11日に米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメント最終ラウンドで、2位と4打差の首位で出た松山英樹が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで日本男子初のメジャー制覇を果たした。

2番でバンカーから1・2メートルに寄せてバーディーを奪った松山=AP
2番でバンカーから1・2メートルに寄せてバーディーを奪った松山=AP

 2017年の世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待以来となる米ツアー通算6勝目で、優勝賞金207万ドル(約2億2700万円)を獲得、マスターズの生涯出場権も得た。2位は1打差でウィル・ザラトリス(米)。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で史上初めて無観客、11月開催で行われ、4月開催は2年ぶり。制限付きで観客を入れた。

「最後の18ホールをやり遂げよう」

 勝利が近づいたかと思った途端、ピンチが訪れた。15番パー5。2オンを狙ったアイアンショットがグリーンを越えて池へ飛び込んだ。ここをボギーとし、4連続バーディーを決めた同組のザンダー・シャウフェレ(米)との差が「4」から「2」に縮まってしまった。

 「ザンダーは流れが良くなっていた。4打差あっても積極的にいかないで追いつかれるよりは、しっかりとバーディーを取って次のホールに行きたかった」

 思い通りにはいかなかったが、後ろ向きな気持ちにならなかったのが、これまでの松山と違うところだった。果敢にピンに挑んだ結果だと、穏やかな気持ちでスコアを受け入れた。

 スタートから緊張はあった。1番はティーショットをいきなり右の林に入れ、ボギースタート。それでも、「この3日間を終えてトップにいるのは自分。最後の18ホールをやり遂げよう」と心を整え、2番パー5の第1打は会心の323ヤードショットでフェアウェーに落とした。このホールをバーディーとして取り返すと、8、9番でも連続バーディーを奪った。

 迎えた終盤。16番パー3で、今度はシャウフェレのティーショットが池に転がり落ちた。ライバルの脱落を横目に、松山は最終18番の第1打もドライバーを力強く振り抜いてフェアウェーに落とし、ひるまず前進。最後はボギーとなり、終わってみれば2位とは1打差だったものの、実力者たちを見事に振り切って見せた。

 マスターズ覇者の証し、グリーンジャケットに袖を通した松山が、セレモニーを見守る観客に語りかけた。「オーガスタナショナルでここ(表彰式)に立てることをうれしく思う」。自身、そして日本男子の悲願だったメジャー制覇を成し遂げ、万感の思いがこみ上げた。(ロサンゼルス支局 佐野司)

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1980984 0 ゴルフ 2021/04/12 23:48:00 2021/04/13 06:28:03 2021/04/13 06:28:03 Hideki Matsuyama hits out of the bunker on the second green during the final round of the Masters golf tournament at Augusta National, Sunday, April 11, 2021, in Augusta, Ga. (Curtis Compton/Atlanta Journal-Constitution via AP) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210412-OYT1I50106-T.jpg?type=thumbnail

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