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3イーグル、舞い降りた快挙…松山英樹のマスターズ初V

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 男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメントで初優勝を遂げた松山英樹(29)。美しく、繊細で、難しい名門コース、オーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード・パー72、アメリカ・ジョージア州)での4日間で、イーグルを3個も決めたことは、勝因の一つと言って間違いない。(読売新聞オンライン)

今大会最多、いずれもパー5のホールで

 松山は今大会、初日の8番ホール(570ヤード)、2日目の13番ホール(510ヤード)、3日目の15番ホール(530ヤード)と、3日続けてイーグルを1個ずつマークした。いずれも、パー5のホールを3打で回った。

 公式記録によると、2021年4月8~11日に行われた今大会では、4日間を通じて30個のイーグルが生まれた。複数のイーグルを奪ったゴルファーは、計4人いる。このうち、最多の3個を決めたのは松山だけだ。3イーグルで稼いだ「-6」は、ライバルとの差を生み出し、優勝スコアの「-10」につながった。

8番は好パット、13番は運も味方? 15番はピンそばに2オン

 3イーグルを、松山のコメントを交えて振り返ってみよう。

 初日の8番では、第1打をフェアウェー左寄り、グリーンを狙いやすい位置につけた。続くショットで2オンに成功すると、7メートルのパットを見事に沈めた。「ここまで硬く、乾いたグリーンは初めて」と語るほど難しかったグリーン状態の中で、今大会最初のイーグルを奪った。

 2日目の13番。2オンを狙ったアイアンショットはやや長くなり、グリーン左奥にこぼれた。14ヤードを残した第3打をパターで転がすと、ボールは加速しながらピンにぶつかり、そのままカップに吸い込まれた。「ラッキーという感じ。ちょっと強かったので、入るとは思わなかった」と喜んだ。

 3日目の15番では、第1打を残り200ヤード近くまで飛ばした。続くショットはピンそば約2メートルまで寄せる会心の一打で、イーグル・パットもきっちり決めた。この時点で優勝争いの単独トップに浮上。3日目後半の「グッドショットが続いた」という快進撃を象徴するイーグルだ。ただし、この15番では最終日、再び2オンを狙ったショットが、今度はグリーンを越えて池ポチャ。ボギーでスコアを一つ落とし、ライバルに差を詰められて冷や汗をかいた。「引き離せると思ったが、裏目に出た」と、優勝後のインタビューで苦笑いした。このあたりがゴルフの奥深さであり、メジャー大会の難しさでもあるのだろう。

ウッズらの4イーグルが歴代最多

 大会の歴代記録をみると、マスターズでの1大会最多イーグルは「4」で、2010年にタイガー・ウッズ、09年にダスティン・ジョンソン、1974年にブルース・クランプトンがマークした。ただし、この3人はいずれも、その大会での優勝を逃している。彼らに次ぐ「3」を決めた松山は、それを日本男子初のメジャー大会制覇という結果に結びつけてみせた勝負強さが光る。

 なお、松山のマスターズ出場は今回が10大会目で、通算イーグル数は「7」となった。20大会以上に出場したアーニー・エルスの最多記録「16」は遠い数字ではある(ちなみにエルスはマスターズで優勝していない)。けれども、松山はまだ20歳代で、記録にも実力にも伸びしろがきっとある。歓喜の優勝再現を狙う来年以降のマスターズで、イーグル記録の頂には、どこまで迫っていくだろうか。

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1991201 0 ゴルフ 2021/04/17 05:00:00 2021/04/29 05:00:03 2021/04/29 05:00:03

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