文字サイズ

    ニュース

    桑田真澄さん、34年前の金足農戦を振り返る

    • PL学園時代の思い出を語る桑田真澄さん(右)と石川好さん(17日、JR秋田駅東口のアルヴェで)
      PL学園時代の思い出を語る桑田真澄さん(右)と石川好さん(17日、JR秋田駅東口のアルヴェで)
    • PLとの一戦を振り返る嶋崎さん
      PLとの一戦を振り返る嶋崎さん

     プロ野球・巨人などで活躍した元投手の桑田真澄さんと、作家の石川好さんによるトークセッション「桑田真澄 秋田で野球を語る」が17日、JR秋田駅東口の「アルヴェ」で行われた。桑田さんがPL学園のエースだった1984年、夏の甲子園で金足農と対戦した時のエピソードも披露され、約400人が秘話に聞き入った。

     桑田さんは34年前の夏、甲子園の準決勝で金足農と対戦し、八回裏に逆転の2点本塁打を放って勝負を決めた。その時の気持ちを来場者に問われると、「金足農ピッチャーのシュートボールが打てず、PL打線は苦労した。八回は『絶対にシュートを打つ』という気持ちで打席に入った」と振り返った。

     しかし、実際に打ったのはカーブ。「(打席に入った後)甲子園の神様から『カーブを狙いなさい』とお告げがあった」と明かし、「そしたらカーブがきた。風がびゅーんときて、かなり飛んでいきましたよね」と笑みを浮かべた。

     当時、金足農の監督だった嶋崎久美さん(70)もトークセッションの前に登壇し、その瞬間を振り返った。2対1とリードして迎えた八回裏、嶋崎さんは「清原(和博選手)を歩かせて、桑田と勝負」とプランを立てたが、結果は裏目に。「監督の仕事は生徒を平常心でプレーさせること。でも勝ちが見えて、自分が平常心を失ってしまった」と話した。試合を振り返り、「PL学園と戦える喜びで選手たちは燃えていた。あの時は一球ごとに甲子園の観衆が大歓声だった」と懐かしんだ。

     今夏、吉田輝星こうせい投手が甲子園の全6試合で計881球を投げ抜き、最後は力尽きたことも話題に上り、桑田さんは「経験上、3連投目からどこが痛いのか、疲れているのか分からなくなってくる」と指摘。「僕は40歳まで現役でプレーできたが、僕よりも良い投手がみんな消えていった。選手を壊さないために、ぜひ球数制限を導入してほしい」と求めた。

    2018年11月18日 11時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP
    アーカイブ