新居浜のバーベルガールズ、クラスメートで目指すインターハイの頂点

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【重量挙げ】斎藤朱音さん(15)脇長葵さん(15) 愛媛・新居浜東高1年

 1984年のロサンゼルス五輪で重量挙げ52キロ級の銅メダリスト真鍋和人さん(63)ら有力選手を多く輩出する愛媛県新居浜市にバーベルガールズの新星が誕生した。

<高校総体 2022>松山東雲・鈴木3位 アーチェリー女子個人

バレエで鍛えた体幹で最年少優勝

クラスメートで目指すはテッペン。練習も一緒の斎藤さん(右)と脇長さん(愛媛県新居浜市の県立新居浜工業高で)
クラスメートで目指すはテッペン。練習も一緒の斎藤さん(右)と脇長さん(愛媛県新居浜市の県立新居浜工業高で)

 斎藤さんは、高校入学まもない4月に新居浜市で開催された「第36回全日本女子ウエイトリフティング選手権大会」の45キロ級で、トータル130キロで優勝。15歳8か月25日と最年少記録を更新する衝撃のデビューとなった。

 2017年の愛媛国体で地元で行われた重量挙げを観戦し、「五輪選手たちの世界レベルの迫力」に魅せられた。3歳から続けているバレエは、「柔軟性を養い、体幹を鍛えられる点が競技に役立つ」という。

 毎日の練習でも、自己ベストに近い重量を挙げており、好調を維持する。課題は、腕をリラックスさせながら、力を込める絶妙のタイミングをつかむこと。「挙げる時に体の近くをバーが通るのが理想で、腕に余計な力が入ってはいけない」と語る。

 「五輪の金メダルが目標。総体では、夢につながる結果を残したい」。練習後のマッサージを担当してくれている母親に恩返しの優勝をと、自信の笑顔を見せる。

全日本での失敗を糧に

 全日本こそ振るわなかったが、55キロ級の脇長さんにも大きな期待がかかる。「先に失敗しておいて良かった。総体では、自分がゾーンに入るまで集中力を高める」と気持ちを切り替えた。

 松山市出身で、小学1年から器械体操に打ち込んでいたが、「えひめ 愛顔(えがお) のジュニアアスリート発掘事業」で重量挙げを体験した時に真鍋さんに見いだされ、本格的に取り組むようになった。昨年12月の「第20回全国女子中学生ウエイトリフティング選手権大会」では、スナッチ68キロ、トータル150キロといずれも大会新で優勝し、最優秀選手賞にも輝いた。

 今春からアパートで一人暮らしを始めたが、母親が週2回、泊まり込みで料理を作り置きするなどサポートを続ける。

 目標は、常に自己ベスト更新。「スナッチ75キロ、クリーン&ジャーク90キロを狙う。その結果、表彰台に上がれれば最高です」

 新居浜東高には重量挙げ部がなく、週5日の練習は、県立新居浜工業高に通う。2人を指導する同校重量挙部顧問の石川洋平教諭(44)は「負けん気が強く、冷静な試合運びで表彰台が狙える」と期待する。総体の会場は、普段から練習でも使う新居浜市市民体育館。慣れ親しんだ会場でクラスメートの2人がテッペンを狙う。(岩倉誠)

重量挙げ

 今年のインターハイでは8月5~8日の4日間、愛媛県新居浜市の市市民体育館で行われる。男子9階級、女子8階級で、規定2種目(スナッチ、クリーン&ジャーク)及びトータルで順位を決定する。個人戦と、参加選手の得点合計で競う学校対抗戦がある。

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