昨夏優勝の履正社・関本前主将、甲子園で優勝旗返還「来年は開催を」
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昨夏の全国高校野球選手権を制した履正社(大阪)による優勝旗返還式が19日、甲子園球場で行われた。
履正社は昨夏、決勝で星稜(石川)を破り初優勝を飾った。今夏の大会は新型コロナウイルスの影響で中止され、優勝旗は返還されなかったため、日本高校野球連盟などが企画。感染防止のため約30分と短時間で行われた。
8月の甲子園交流試合を戦った選手20人が、プラカードを持った市立西宮(兵庫)の生徒の先導を受け、右翼から内野まで行進。関本勇輔・前主将が優勝旗を返還し、「先輩から受け継いだ優勝旗を甲子園球場で返せてうれしい。来年は大会が開催されることを願っている」とあいさつした。
大型スクリーンでは昨年大会のダイジェスト映像が流され、公募された一般客約620人が見守った。
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