「イップス」乗り越え、父から「頑張ってくれてありがとう」…鹿児島大会

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 第104回全国高校野球選手権鹿児島大会が2日、開幕した。70校64チームが、鹿児島市の平和リース球場と鴨池市民球場で熱戦を繰り広げる。平和リース球場で1回戦2試合があり、鹿屋と大島が勝ち上がった。

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代打で球を打ち上げる有馬響選手(2日、平和リース球場で)
代打で球を打ち上げる有馬響選手(2日、平和リース球場で)

有馬響選手 薩南工3年

大島10-1薩南工

 6点を追う七回。「ひびき、代打」と告げられた。打席で2回素振りをした。心配していた肩の痛みはなかった。「やるしかない」。狙い澄ました球はセンター方向に上がった。

 高校2年の春、体が思うように動かなくなる「イップス」が悪化。右肩に痛みを覚えた。レギュラーになりたい一心で、投打を左に変えた。タオルを使ったシャドー練習で一から形を作り、今春には体を仕上げた。

 ベンチスタートとなった今大会。最初で最後の打席は中飛に終わった。

 「イップスがなければ……」との思いはぬぐえない。「頑張ってくれてありがとう」。試合後、父からの言葉に照れくさそうに笑う目には、涙のあとがあった。(小林未南)

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