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夏の甲子園中止を受けて、これまでの大会を沸かせた選手らが、それぞれの思いを寄せた。
神奈川・横浜高のエースとして1998年の夏の大会決勝でノーヒットノーランを達成するなどした西武ライオンズの松坂大輔投手は談話で「選手の皆さんにかける言葉は正直、見当たりません。本当の苦しさは当事者にしか分からないですから。甲子園というものは、それだけ大きな存在です」と球児の気持ちに寄り添った。
大人たちにできることとして「仲間と積み上げた日々を証明する舞台を用意してもらいたい」と、各校でのプレーを動画で紹介することなどを提案した上で「願わくば、新型コロナウイルスの感染が終息し、選手たちが1試合でも多くプレーできることを祈るだけです」と結んだ。
春の甲子園1度だけの出場ながら、大舞台での活躍が注目され、読売巨人軍の中心選手に成長した坂本勇人選手(青森・光星学院高校=現八戸学院光星高校)は「長い人生の中で、苦しいこと、悲しいことはまだまだあると思う。その時に、この経験がプラスになる。頑張ってほしい」との談話を寄せた。