読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

智弁和歌山、初球から強振できた理由は「かつての正捕手」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた全国高校野球選手権大会は第15日の29日、決勝が行われ、智弁和歌山が9―2で智弁学園(奈良)との系列校対決を制し、25度目の出場で3度目の頂点に立った。打線は4番の徳丸 天晴てんせい 選手(3年)が先制犠飛を含む3打点を挙げるなど16安打の猛攻。先発した伊藤大稀投手(同)の力投に中西 聖輝まさき 投手(同)が好リリーフで応え、バックも再三の好守備でもり立てる、ハイレベルの戦いぶりだった。

 試合開始を告げるサイレンの音が球場に鳴り響く中、智弁和歌山の1番・宮坂厚希主将(3年)は、相手左腕投手の初球の変化球が高めに浮いたのを逃さなかった。強振した打球は中堅手の頭上を越える二塁打に。続く大仲勝海選手(同)の安打で三塁へ進むと、4番・徳丸選手の犠飛で先制のホームを踏んだ。

 今春の近畿大会まで3番だったが、今夏の和歌山大会から1番で起用される。「自分が出塁することで、チームが勢いづく」と初回の打席を特に大事にしてきた。準決勝の近江(滋賀)戦に続いて第1打席で二塁打を放って先制点を演出した裏には、石平創士選手(同)ら「データ班」の存在があった。

2回のピンチの場面でマウンドに向かい、伝令を果たす石平創士選手(左)「最後の夏に一致団結して優勝できてうれしい」
2回のピンチの場面でマウンドに向かい、伝令を果たす石平創士選手(左)「最後の夏に一致団結して優勝できてうれしい」

 かつて正捕手だった石平選手が洞察力を生かし、相手投手の傾向を分析してくれたおかげで、初球から積極的に強振することができた。相手が継投した六回にもこの日、初対戦の右腕投手から追い込まれながらも、フォークボールを右前へ。流れを再び引き戻した。

 昨年夏の独自大会で優勝したが、甲子園に行けなかった先輩たちの思いを背負ってきた。「部員39人で取れた日本一。素直にうれしい」。控え選手らも含め、全員で勝ち取った優勝旗を手に、笑顔で球場を後にした。(牟田口輝)

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2325870 0 ニュース 2021/08/30 12:17:00 2021/08/30 12:29:36 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/t-shokyuu.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)