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大谷「全部三振取りにいった」…1回限定の先発マウンド、160キロ連発

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 13日に米コロラド州デンバーで行われた大リーグのオールスター戦で、エンゼルスの大谷はア・リーグの1番・指名打者で先発出場し、初回のマウンドにも立つ特別ルールで史上初の「二刀流」を実現させた。先発投手としては1回無安打無失点で勝ち投手となった。日本人選手の先発登板は、1995年の野茂英雄(ドジャース)以来2人目。打者では二ゴロ、一ゴロで2打数無安打だった。ア・リーグは5―2で8連勝し、通算対戦成績を46勝43敗2分けとした。ソロを含む2打点を挙げた22歳のゲレロ(ブルージェイズ)が史上最年少の最優秀選手(MVP)に選ばれた。

オールスター戦に先発した大谷(AP)
オールスター戦に先発した大谷(AP)

1回限定のマウンドで3人斬り

 前夜のホームラン競争は飛距離で沸かせ、今度は快速球でファンを魅了した。1回限定の先発マウンド。大谷は、「全部三振を取りにいくつもりでいった」。

 1番タティス(パドレス)はナ・リーグ最多28本塁打の強打者。初球から155キロを力強く投げ込み、カットボールで左飛に。2番マンシー(ドジャース)は155キロの内角直球で詰まらせ、二ゴロに打ち取った。

 ぐっと力が入ったのは、本塁打王に3度輝いている3番アレナード(カージナルス)。初球はボールとなったが160キロを計測。2球で追い込んでから三振を狙った4球目は球速100マイル(161キロ)でファウル。4万9000人超の観衆が好勝負に酔いしれるようにどよめく一方、大谷はニコニコと笑みを絶やさず、楽しみながら投げ込んでいく。5球目もボールながら160キロ。最後は外角のスプリットで遊ゴロに仕留めた。

 「いいところに投げてもしっかりとコンタクトする率が高く、『さすがだな』と思った」。強打者たちから三振を奪えず、少し残念そうだが、球速161キロは登板した両リーグ19投手で最速をマーク。「打」で安打が出なくても「投」で確かなインパクトを残す、二刀流スターの真骨頂だった。

第1打席で内野ゴロに倒れた大谷(AP)
第1打席で内野ゴロに倒れた大谷(AP)

 大谷には、超一流の選手たちから次々とエールが送られた。ヤンキースのエース、コールもそうだ。「誰だって投打両方やりたいし、左投げでも遊撃手をやりたい子供もいるだろう。投打をハイレベルで実践している彼が、大きな夢を与えてくれる」と期待した。

 大リーグ機構に「指名打者」と「先発投手」を両立する特別ルールを進言したア・リーグのキャッシュ監督(レイズ)は試合後、熱弁。「彼が今、野球とファンのためにしてくれていることに感謝したい。新型コロナウイルス禍で色々なことがあった野球を、才能で前に進めてくれている」

 野茂英雄やイチロー、松井秀喜といった日本の先輩たちを超えるような大谷フィーバーは今、最高潮に達しつつある。(米コロラド州デンバー 佐野司)

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2207251 0 大リーグ 2021/07/14 23:00:00 2021/07/15 07:19:35 2021/07/15 07:19:35 American League's starting pitcher Shohei Ohtani, of the Los Angeles Angeles, throws during the first inning of the MLB All-Star baseball game, Tuesday, July 13, 2021, in Denver. (AP Photo/Jack Dempsey) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210714-OYT1I50177-T.jpg?type=thumbnail

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