大谷翔平2打席連発、10試合ぶり5号ソロと日米通じて初のグランドスラム
米大リーグは9日(日本時間10日)、各地で行われた。
エンゼルスは本拠地・米カリフォルニア州アナハイムでレイズと対戦。大谷翔平は3番指名打者(DH)で先発し、4打数3安打5打点3得点と大活躍した。六回の第3打席に10試合ぶりの本塁打となる5号ソロを放つと、第4打席には日米通じてプロ入り後初の満塁本塁打を放った。大谷は前日のナショナルズ戦でも、同点2点打と激走で、逆転サヨナラ勝ちの立役者となっていた。(デジタル編集部)
レイズ 000 100 200= 3
エンゼルス 000 303 50X=11
【第4打席】1点を加えてなおも七回無死から、左中間へ満塁本塁打を放った。3番手右腕フォーシェの真ん中のカットボールを完璧にたたいた。本人は打った瞬間にさく越えを確信したようで、すぐに走り出さずに打球の行方を見つめていた。これがメジャー99号本塁打だった。
【第3打席】六回無死走者なしから、左中間へ5号ソロを放った。トラウトが7号2ランを放ち、2点を追加した直後に、救援左腕ビークスの甘いカットボールを捉え、2者連続ホームランとした。これが今季本拠地では初、10試合ぶりのさく越えだった。
【第2打席】四回一死一塁で、3試合連続安打となる中前打を放った。先発左腕スプリングスの初球のスライダーに体勢を崩され、打ち上げてしまったが、中堅のキアマイヤーがボールを見失った。これに気づいた右翼のフィリップスが猛然と飛び込んだが、及ばずポテンヒットになった。5番ウォルシュの中越え3ランで逆転のホームを踏んだ。
【第1打席】初回二死走者なしから、右飛だった。2ボール1ストライクから内角の真っすぐを打ち、高々と上がったが伸びはなかった。