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28日(日本時間29日)に米カリフォルニア州アナハイムで行われた大リーグ、エンゼルス―ホワイトソックス戦で、大谷翔平が所属するエンゼルスは、4-11で大敗した。ただ大谷は、第1打席から二塁打、17号本塁打、四球、適時二塁打と3本の長打を放つ大活躍。どれも大飛球で、大谷らしさが詰まった当たりだった。(デジタル編集部)


初回の二塁打は、弾丸ライナーだった。5本塁打を含む26安打が乱れ飛んだこの試合、全打者の中で最速の185キロ。あっという間に右中間フェンスを直撃した。
三回の3試合ぶりの一発は、柔らかく力強かった。内角に食い込むカットボールをしなやかにさばき、しかも中堅左のエンゼルスタジアム名物の岩付近に放り込む力強さもあった。
七回の適時二塁打は、パワーで押し込んだ。高め158キロのシンカーに力負けせず、レフトのライン際へ。打球はぐんぐん伸び、左翼手がジャンプしても届かなかった。
飛距離は、弾丸二塁打が115メートル、本塁打が128メートル、左越え二塁打が108メートルで、合計351メートル。面白いように、打球が外野の奥へ、飛んで行った。
惜しむらくは、トラウトも23号本塁打を放ち、主砲2人の連続アーチが飛び出しても、リードを守れない投手陣だ。29日(日本時間30日)は大谷が先発登板する。前回22日の登板では、8回無失点13奪三振の快投を見せた。1週間前の再現が期待される。