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29日(日本時間30日)に米カリフォルニア州アナハイムで行われた大リーグ、エンゼルス―ホワイトソックス戦で、エンゼルスの大谷翔平がまたも快投を披露した。六回途中まで投げて11個の三振を奪い、無失点。自身の連勝を4に伸ばした。好調が続く大谷。実は、ここ3試合をトータルで見ると、歴史的な快投だった。(デジタル編集部)

好調が続く大谷はこの日、初回に3三振を奪うなど、相手のバットに何度も空を切らせた。最速は、四回のピンチで「空振りを取るつもりで強めに投げた」と言う101マイル(約163キロ)。変化球では特に、スライダーが効果的だった。
球数がかさみ5回3分の2で降板したが、今季5度目の2桁奪三振を記録。8回無失点、自己最多の13奪三振を記録した前回22日のロイヤルズ戦、6回無失点で六つの三振を奪った16日のマリナーズ戦と合わせ、3試合19回3分の2を投げて奪三振数は30に達した。
米スポーツ専門局「ESPN」によると、3度の登板で30三振を奪い、無失点に抑えたのは、球団史上3人目。また全球団を通じても、この10年でドジャースのカーショーらに続く4人目の快挙だという。
大谷は最近の好調について、「投げ心地は悪くない」と控えめだった。もっと、もっと調子が上がるのか。期待が膨らむ。