巨人、セ・リーグ優勝…5年ぶり37度目

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セ・リーグ優勝を決め、胴上げをされる巨人の原監督(21日、横浜スタジアムで)=青山謙太郎撮影
セ・リーグ優勝を決め、胴上げをされる巨人の原監督(21日、横浜スタジアムで)=青山謙太郎撮影

 プロ野球のセントラル・リーグは21日、読売巨人軍が5年ぶり37度目の優勝を決めた。1リーグ時代を含めると46度目。優勝へのマジックナンバーを2としていた巨人は、横浜スタジアムでのDeNA戦に延長十回の末、3―2で逆転勝ちした。4季ぶりに指揮を執る原辰徳監督(61)は通算13シーズン目で、2002年、07~09年、12~14年に次ぐ8度目の優勝となった。優勝記者会見の内容はこちら

リーグ優勝を決め、喜ぶ坂本勇(中央)ら(21日)=西孝高撮影
リーグ優勝を決め、喜ぶ坂本勇(中央)ら(21日)=西孝高撮影

 巨人は上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)に出場。2位チームと3位チームによるCSファーストステージの勝者とファイナルステージ(10月9日開幕、東京ドーム)で日本シリーズ進出をかけて対戦する。

 

若手育てた「鬼の目」

 原監督の寝室に、米大リーグで1900年代初頭から20年以上活躍したタイ・カッブの肖像画が飾られている。打率4割以上を3度もマークして「球聖」と称された一方、危険なスライディングなど悪評も高かった。「厳しい目で鬼みたいな感じがする。毎朝起きて見る時に、どこかで鬼のような気持ちを持たなければいけないと感じるんだ」

 原監督自身、以前より物腰は柔らかくなったが、厳しい目で選手を見て、思いを伝えてきた。8月下旬、先発投手で25歳の桜井俊貴が打ち込まれた。試合後、監督室に呼び出した。「どんな投手を目指しているんだ。変化球投手になるのか。お前さんの良さは違う。へとへとでマウンドを降りる、そんな投手だろ」。桜井は次戦以降、持ち味の力強さを取り戻した。

 盗塁のスタートを切れずに苦言を呈された26歳の重信慎之介は8月24日のDeNA戦の十一回に安打で出塁して盗塁を決め、サヨナラ勝利でのマジック点灯に貢献した。「叱られることもあるが、褒めていただけるのでやる気になる」と重信は言う。

 「指導者や上司は褒める、叱る両方必要。優しさがあるから鬼になれる」と原監督。桜井や重信、そしてこの日、決勝打を放った増田大輝ら若手が大胆な采配に応えるたくましさを身につけ、中心選手と融合した。後半戦で2位に0・5ゲーム差に迫られたが、首位を明け渡すことはなかった。

 7月には監督通算1000勝達成。チーム再建を託された年に覇権を奪回し、胴上げで8回、宙を舞った原監督の目には涙が浮かんでいた。「自分にとっては素晴らしい涙だった」。鬼とはかけ離れた柔和な顔だった。 (運動部 西村海)

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807207 0 プロ野球 2019/09/21 20:51:00 2019/09/22 11:43:13 巨人-横浜・セ・リーグ優勝を決め、胴上げをされる巨人・原監督(21日、横浜スタジアムで)=青山謙太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190921-OYT1I50059-T.jpg?type=thumbnail

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