ソフトバンク福田FA宣言、西武など3球団が獲得意欲
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ソフトバンクの福田秀平外野手(30)が25日、フリーエージェント(FA)権行使の申請書類を球団に提出した。ヤフオクドーム内の球団事務所を訪れた福田は、「ほかのチームから選手としての評価を聞きたいのが一番」と理由を説明。ソフトバンク残留の選択肢もあるとし、「どこのチームでも話を聞いて、考えていきたい」と語った。
東京・多摩大聖ヶ丘高から高校生ドラフト1巡目で2007年に入団。代走や代打、守備固めとして戦力となったが、選手層の厚いソフトバンクではレギュラー確保には至っておらず、「(先発出場の機会を)求める気持ちはある」と話した。今季は80試合に出場し、打率2割5分9厘、9本塁打、26打点。
福田のFA宣言を受け、他球団は続々と獲得に名乗りを上げた。ロッテの井口監督は「良い選手ですよね。手を挙げさせてもらいたい」と意欲を示した。西武の渡辺久信ゼネラルマネジャーも参戦する考えを明らかにした。ヤクルトも球団幹部が「獲得に動く可能性は高い」と話した。