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ヤクルト3-2巨人(オープン戦=1日)――高卒2年目の巨人・戸郷が5回2安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りに大きく前進した。

最速150キロ超の直球とフォークボールのコンビネーションがさえて、ヤクルト打線から6個の三振を奪った。中軸との対決でも、一回には青木をフォークで、五回には雄平を直球でいずれも空振り三振に仕留め、「それが一番の手応えだった。投げていて気持ち良かったですし、少しずつ開幕に向けてしっかりとした組み立てができてきているのかなと思う」と顔をほころばせた。
昨季は直球とスライダーの組み立てが多かったが、今季はそこにフォークを多く織り交ぜようと考えている。そのフォークは、今オフに米大リーグ、ブルージェイズに移籍した山口と自主トレを行った際に助言をもらって感覚が良くなったという。
昨季15勝の山口の穴を埋める存在として大きな期待のかかる右腕は、「フォークに自信が出てきているが、結構投げたことで、回を追うごとに疲れが見えてきたかなと思う。フォークを減らすのではなく、トレーニングによってカバーするのが一番」とさらなる進化を見据えた。