新型コロナ禍でプロ野球シーズン短縮…試合消化ができなかった過去の理由は?

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期されていた今季のプロ野球は、6月19日に開幕することが決まり、レギュラーシーズンは短縮されることになった。試合数は当初予定の143から120に減る見通しだ。プロ野球が2リーグ制となった1950年以降、予定されていた試合がすべて消化できなかったシーズンはセ・パ合わせて6度ある。どんな事情だったかみてみよう。

日本シリーズのため打ち切り

 1950年のセ・リーグは、8球団の20試合総当たりで140試合制だったが、日本シリーズの開幕が11月22日に決まっていたため、同20日でシーズンを打ち切った。未消化は7試合で優勝は松竹だった。7球団のパ・リーグは120試合制で全試合を消化し、日本シリーズでは毎日が松竹を4勝2敗で下して第1回シリーズの覇者となった。

 53年もセ・リーグは日本シリーズのために5試合を残して打ち切られた。レギュラーシーズンは巨人が2位阪神に16ゲーム差をつけて圧倒して3連覇。日本シリーズでも南海を破った。この年以降、セは6球団制が続く。

日米野球のため打ち切り

1951年の日米野球で来日したジョー・ディマジオ(右から2人目、右端は川上哲治、左端は別所毅彦)
1951年の日米野球で来日したジョー・ディマジオ(右から2人目、右端は川上哲治、左端は別所毅彦)

 1951年は10月20日から行われる日米野球のため日本シリーズの開催が早まり、シーズンは10月上旬で打ち切られた。未消化試合数はセ34、パ62で、セでは阪神と広島の差が17試合、パでは毎日と阪急の差が14試合で、変則的なシーズンとなった。優勝はセが巨人、パが南海。56試合連続安打の名選手、ジョー・ディマジオ(ヤンキース)は日米野球のメンバーとして来日し、この年限りで現役を引退した。

球界再編問題~史上初のストライキ

 2004年は労組・日本プロ野球選手会のストライキによって9月18、19日に予定されていたセ・パ計12試合(各チーム2試合ずつ)が中止に。代替試合も行わないことが決定されてセは138試合、パは133試合で打ち切り。優勝はセが中日、パはプレーオフで勝利した西武だった。

56年前の五輪イヤーは早期開閉幕で日程消化

開幕に向け、実戦に近い形式で練習を行う巨人・坂本
開幕に向け、実戦に近い形式で練習を行う巨人・坂本

 試合数は減らなかったものの開催期間をずらしたシーズンもある。

 前回の東京オリンピックが10月に開かれた1964年は、パが3月14日、セが同20日に開幕し、それぞれ150試合、140試合を消化して南海と阪神が優勝した。

 東日本大震災のあった2011年は、3月25日の開幕が延期されてセ・パ同時に4月12日に開幕。6球団24試合総当たりと交流戦各チーム24試合を合わせた144試合制で10月下旬までに日程を消化した。日本シリーズは11月12日からソフトバンクと中日が対戦した。

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1244097 0 プロ野球 2020/05/27 17:00:00 2020/05/27 17:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200526-OYT1I50047-T.jpg?type=thumbnail

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