プロ野球・Jリーグの無観客開催、半数が肯定的…早大研究所調査
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
早大スポーツビジネス研究所は、新型コロナウイルス感染の影響が残る中でのプロ野球とサッカーJリーグの観戦に関する調査結果を発表し、無観客開催を肯定的に捉える人が約半数を占めた。
調査はインターネットを通じ、〈1〉5月15日(14日に39県で緊急事態宣言解除)、〈2〉同22日(21日に大阪など3府県で解除)、〈3〉同29日(25日に東京都などで全面解除)を始点とする三つの時期で、18歳以上の男女2500人を対象とした。
その結果、観客が入る通常開催に「賛成」「どちらかといえば賛成」という肯定的な回答の平均は、時期別で〈1〉13・7%、〈2〉17・5%、〈3〉17・5%にとどまる一方、無観客開催に肯定的だったのは、〈1〉44・0%、〈2〉49・5%、〈3〉55・8%となり、緊急事態宣言の段階的な解除に伴って高くなる傾向が見られた。同研究所は、「慎重な感染対策のうえでまずは無観客での開催については一定の理解が得られている」としている。
無断転載・複製を禁じます