原監督、勝利数が巨人歴代単独2位に…43歳で就任・通算14季目

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 プロ野球・巨人の原辰徳監督(61)が14日の広島戦(マツダスタジアム)で監督通算1035勝を達成しました。野手総合コーチ、ヘッドコーチとして仕えた長嶋茂雄監督(現終身名誉監督)から43歳で巨人監督のバトンを引き継いだのが2002年シーズン。通算14季目で、長嶋終身名誉監督の1034勝を上回りました。

 巨人だけで1000勝以上を挙げているのは川上哲治氏、長嶋終身名誉監督、原監督の3人だけで、川上氏の1066勝も視野に入ってきました。

 節目の勝利を、読売新聞に掲載された当時の言葉・写真とともに振り返ってみました。(読売新聞オンライン 斎藤明徳)

難産の監督初勝利…そして独走V

2002年4月3日 3―2中日(ナゴヤドーム)

初勝利を飾り、新ストッパー・河原と喜び合う原監督(左)(2002年4月3日、ナゴヤドーム)
初勝利を飾り、新ストッパー・河原と喜び合う原監督(左)(2002年4月3日、ナゴヤドーム)

 巨人は延長十回、一死二塁から松井が中前安打を放って1点を勝ち越し。その裏は新ストッパーの河原で逃げ切り、開幕4連敗を免れた。原監督は初勝利。前田は移籍初白星。

 原監督「少し安心している部分はある。(連敗中も)一人一人が強い集中力を持って戦っていたので手ごたえは感じていた。みんないい仕事をしてくれた」

 8月に点灯した優勝へのマジックナンバーは2度消滅したが、9月11日に「15」を点灯させてからは順調にVロードをまい進。同23日の阪神戦に勝利し7連勝(82勝47敗2分け)、マジックも「1」に。同じ甲子園球場での翌24日の阪神戦の試合中に2位ヤクルトが中日に敗れて優勝が決定した。試合は2―3でサヨナラ負けだったが、監督1年目で胴上げを味わい「3月30日の開幕以来、死力を尽くして戦ってきた結果がリーグ制覇につながった。3連敗からのスタートだったが、我々は若いチームだし、一戦必勝という戦い方しか知らない。それをやり抜いた結果がこうなったと信じています。選手たちには、巨人らしい素晴らしい技とスピリットを出してくれたことに感謝してます。(胴上げの感想は)どういう言葉で表現していいか分からない。でもうれしいものですね」

監督469勝…V9以来のセ・リーグ3連覇達成

2009年9月23日 5―3中日(東京ドーム)

セ・リーグ3連覇を決め、胴上げされる原監督(2009年9月23日、東京ドーム)
セ・リーグ3連覇を決め、胴上げされる原監督(2009年9月23日、東京ドーム)

 セ・リーグは優勝マジックを「1」としていた巨人が2位中日に勝ち、3年連続33度目(1リーグ時代を含め42度目)の優勝を決めた。セの3連覇は巨人のV9(1965~73年)以来、巨人としては4度目となる。

 巨人が09年シーズン初の7連勝。二回に谷の本塁打で先制。四、七回にラミレスの本塁打と適時打などで加点した。オビスポが5勝目。

 「今年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)もあり、開幕前は不安もあったが、選手が本当に強くなって、一人一人がチームを引っ張ってくれた。(V9以来の3連覇に)先輩方に一歩近付いたが、これも通過点。さらなる熱い熱い戦いに全力、死力を尽くして戦いたい」

監督500勝…坂本の2発を含む4本塁打で快勝

2010年5月13日 9―1西武(東京ドーム)

 チームがシーズン25勝目を挙げ、監督通算500勝を達成した。

 巨人は坂本の7号ソロ、8号2ランなど計4本塁打を含む13安打で9点を挙げ大勝した。先発藤井は7回1失点で3連勝。

 「(監督通算)500勝というより今日勝てたことが安心、うれしさになる。(ウィニングボールをスタンドに投げ入れ)一足飛びに達成できるものではないし、ファンの皆さんのおかげということでああいう形になった」

監督873勝…2度目のリーグ3連覇

2014年9月26日 6―3DeNA(横浜スタジアム)

 セ・リーグ優勝に向けマジックナンバーを「2」としていた巨人はDeNA戦に勝利、2位の広島が阪神に敗れたため優勝が決まった。原監督は2007~09年以来、2度目のリーグ3連覇を達成した。

 巨人は四回、亀井の右前打、片岡の2点適時打で3点先行。六回にアンダーソンと村田の本塁打で加点した。内海が八回途中3失点の力投を見せ、西村、山口、マシソンの継投で反撃を封じた。

 「今年は本当に長く、険しく、大変なシーズンだった。しかし、全員が団結して、もがき、汗をかき、知恵を出して頑張ってくれた。苦しんだ分、ファンの方の喜びも大きいと思う。ファンの皆さん、おめでとうございます」

監督1000勝…次の目標「あしたの勝利」

2019年7月30日 8―5広島(東京ドーム)

監督として通算1000勝の大台に乗せ、試合後、祝福を受け笑顔を見せる原監督(2019年7月30日、東京ドーム)
監督として通算1000勝の大台に乗せ、試合後、祝福を受け笑顔を見せる原監督(2019年7月30日、東京ドーム)

 シーズン53勝目となり、監督として通算1000勝(751敗57分け)に到達した。

 巨人は一回に亀井の適時打で先制し、中盤以降も着実に加点した。デラロサは来日初セーブ。広島は八回に2本塁打で追い上げたものの、連勝は9で止まった。

 通常のヒーローインタビューに代わってお立ち台に上がった原監督。就任1年目を回想した後、「朝になれば『今日、どう勝つか』、夜になれば『あした、どうやって勝つか』。その積み重ねでこの数字に来た」と振り返った。次に目指す数字として、長嶋終身名誉監督の通算1034勝が挙がると、「私が目的をここで言うならば、あしたの勝利。それしかない」と力を込めた。

監督1022勝…13シーズンで8度目の優勝

同年9月21日 3―2DeNA(横浜スタジアム)

 巨人が5年ぶり37度目のセ・リーグ優勝を決めた。1リーグ時代を含めると46度目。4季ぶりに指揮を執る原監督は通算13シーズン目で、2002年、07~09年、12~14年に次ぐ8度目の優勝。

 優勝へのマジックナンバーを「2」としていた巨人は2位のDeNAと直接対決。九回に小林の適時打で追いつくと、延長十回、増田大が勝ち越し打を放った。

 「(涙を流し)非常に新鮮ですね。年をとるとちょっと涙腺が弱くなるのかもしれませんね。すべて固定観念を捨ててきた。今までにない素晴らしいチームだと思います」

監督1034勝…勝利数、ミスターに並ぶ

2020年7月4日 7―3中日(東京ドーム)

長嶋茂雄終身名誉監督の通算勝利数に並ぶ1034勝目のウィニングボールを手に笑顔を見せる原監督(2020年7月4日、東京ドーム)
長嶋茂雄終身名誉監督の通算勝利数に並ぶ1034勝目のウィニングボールを手に笑顔を見せる原監督(2020年7月4日、東京ドーム)

 監督通算勝利数を1034勝(779敗59分け)とし、球団歴代2位の長嶋終身名誉監督に並んだ。

 巨人は一回に丸の3ラン、二回に坂本のソロで先行し、中盤以降も着実に加点した。先発の田口は3回で降板したが、継投でかわした。中日は吉見が試合を作れず。

 「(監督通算1034勝に)一年一年の積み重ねで、きょうまで来ている。まだ志半ばというところ。(丸は)100点満点。(坂本が2戦連続本塁打で)うちの中心打者がああいう形でいってくれると非常に良いですね」

監督1035勝

同年7月14日 7―2広島(マツダスタジアム)

 原監督の言葉や試合経過は、15日付の読売新聞朝刊でご覧ください。

無断転載・複製を禁じます
1342274 0 プロ野球 2020/07/15 07:00:00 2020/07/15 07:44:45 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200707-OYT1I50072-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

一緒に読もう新聞コンクール

新着クーポン

NEW
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
NEW
参考画像
600円300円
NEW
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス
NEW
参考画像
ご宿泊のお客様の夕食時に地酒(お銚子)またはソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ